虹が晴れる

May everything be there.

6月10日 念のためは必要ない

8時前に目がさめる。少し狂っていた睡眠と起床のリズムが戻ってきているかもしれない。

天気はすこぶるいい。風もあって、日差しとのバランスで体感気温が変わりそうだ。カーテンは閉めぎみにする。

家のまえにトラックのエンジン音。多分、うちに寄るなと予想し、当たった。本が届く。なんの本かは知らない。どきどきしながら封を開け、「バウムクーヘン」の文字が見える。笑った。にやにやした。そのまま本を写真に撮り、感謝を添えて、送り主へ。

贈りものは心をゆたかにする。

差し迫った用事も、書類もない。掃除をしたり、念のためと取っておいたガジェットの段ボールを処分したりする。メルカリを使わない私に念のためは必要ないと悟ったからだ。

それだけで1日が過ぎるとは思えないのだが、13時〜17時くらいまでは記憶がない。YouTube を眺めていたわけでもないのだけど、おぼえていない。

夕食は麻婆豆腐。月に1度は必ず食べている。いや、2度かも。さいきん使う豆腐を絹から木綿に変えた。中華料理人が麻婆豆腐には木綿のほうが合うと言っているのをテレビで見たからだ。事前の湯通しも必ずする。美味しい。

その後、YouTube でゲーム配信をやってみた。実況というほど喋らないが、途中ボソボソしながら。ゲームには、たくさん死ぬのが当たり前で、死にながら経験し、上達していく過程を楽しむ「死にゲー」と呼ばれる作品がある。今日からそれをはじめてみた。見事に、当たり前に、たくさん死ぬ。

夜。テレビにも YouTube にも飽き、ラジオにいく。時間だけならいちばん長く聞いているであろうパーソナリティの番組を聞いても、なんだか落ち着かない。波長が合わない感じだ。

諦めて、シャワーを浴び、いまこれを書き、このあと眠る。