4時頃、目がさめてしまう。やたらと喉が渇いていた。目がさめてしまったことと関係があるのかはわからないが、暗い部屋のなか、ソファーでコップ2杯の水を飲んだ。加湿器、買うべきか。
昼過ぎ、知り合い2人とランチからのお茶。メディアのお悩みを聞いたり、私の経験談を話したりした。
前に進むための正論を話すのは簡単だ。どこかで読んだ事例を示したり、一般的な方法論を示すだけでいい。コピペを口でやるだけだ。そんなのは小学生にだってできる。一定の成果を出せることもあるが、現実はそうも単純ではない。
現実は容易に解析できるプログラムではない。人は理屈だけで生きていない。理屈と感情で生きている。さらに、メディアに参加している理由、好み、思想から、人間関係、その人の都合、現実世界で起こりうるあらゆる変数にかき乱されながら生きている。
それを考慮した上で、メディアをつくる人々が健やかに、その人たちのやりたいことがうまくいく状態になることを願って、ひとつひとつ、やる。これしかない。
ちからが抜けるくらい身も蓋もないこの考えに、自分の経験からの実感を伴ってたどり着くのは、ただどこかで読んだものを口でコピペするのとは、明確にちがうものだ。そう思うから、私は私のやり方の価値を信じている。
今年も終わりますね。