夜は大事だ。
ひとり静かに考えごとを反芻し、次の日からどうしていこうか、なんとなく彷徨う。
さいきんは睡眠のために、健康のために、快適な日々のために、早く眠るようにしている。だから、ひとり静かに夜を過ごすことが少ない。
ここでいう、ひとり静かに夜を過ごすというのは、インターネットの海でゆらゆらすることを指しているかもしれない。映画を見るとか、日記に向かうとか、そういうことではない。
日々の出来事から抽出されたあれこれを、あたまのなかでミキサーして、自分にとってよさそうな将来の方向性をイメージする。これをインターネットに浸かりながらするのだ。
これをする時間が少なくなっている。
睡眠のために夜はなるべく明るい画面を見ないようにしていることもある。
Time to Change、新年だから、新年度に向けて、変化のあるときだ。突然訪れる別れもある。別れず、これからもよろしくと言われるよろこびもある。こんなことを面と向かって、とはいえリモートだが、言われる機会はそう多くない。ありがたい。
しかし、大きな変化が立てつづくと、スケールが変わる。抽象的になる。遠い目になっている。