虹が晴れる

May everything be there.

夕焼けビーム

夕焼けビーム

14日のうちに1本くらいで上出来。そのくらいのペースで年末までこのブログが書けたら、今年はそれだけで満点をあげるつもり。

2020年にわたしのなかで日記ブームがあった。だれかの日常がそのままでなんかいい感じがして。すごいことは起きていないのだけど、すごいことがない日常でよくて、だからわたしもあなたもいい日だねみたいな、平和ボケみたいなものかもしれないけど、そういうものに惹かれていた。

この年にパンデミックがはじまったけれど、それは関係なかった。100年に1度かくらいの非日常だったわけだから日常讃歌を求めるながれはわかりやすい。しかしそうではなくて、生活から離れていたわたしの日々の反動だったのではないかと思う。心身の健康問題もあり、それで。

そのときはそのままさらりと過ぎて、いまでも日記を読むのは好きだ。そして横ならびでブログを読むのが前より好きだ。ブログと日記はちがう。でも、ブログで日記を書く、はある。

そしてブログを読むのは、だいたいはてなブログで読む。トップページの編集部が選んだブログが置かれているところからつまんで読む。

自分のプラットフォームのなかにある、人が作ったコンテンツを、あたかも自分のもののように使ってプラットフォームを大きくすることには、複雑な思いもある。が、はてなはそのあたり著者にリスペクトを示すことに気を割いている気がして、許せている。

こう許せているのは、選ばれたブログを読んでみると、一概にこうだと言えないまでも、選ばれるだけあると思える中身だからだと思う。情報の羅列ではなくて、ナラティブがあり、そこに人がいて、その人の体温とか目線を感じられる。こう書くと2000年代味がしてくるのだけど、でも、そういうものを編集部が選んでいるのではないかと思えるだけで、いちブログ市民としてははてなが文化を守ってくれている気がするのだ。

なぜだかはてなを褒めるながれになってしまった。でも、いいぞ、はてな。もっとやるんだ。世界でいちばん好きなブログサービス。素晴らしい。

そういうわけで、わたしもそういう人を感じられるブログが書けたらいいなぁと思っている。ただ、こうやって枠の話をしている時点でもうダメな気もするのだけど。まあ、意識せずに。また14日経たないうちに書けたらいい。

添えた写真は立川市にある昭和記念公園での1枚。連休中に友だちと散歩してきた。想像よりも広くてゆとりを感じたし、景観もよく、あの公園があることが立川に住む理由のひとつになりうる、そのくらいにいい場所だった。猛暑の夏を避ければ、1年を通して楽しめそうだ。隣接するバーミヤンで五目焼きそばを食べて帰宅。そう、こういうのでいいんだよを体現した庶民のいい休日でした。ブログっぽくそういう写真も載せたい。そのためのカメラも欲しい。その話はまた次に。おしまい。